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アメリカで行われている産み分け方法について徹底解説!費用や期間の目安は?

倫理的な観点から産み分け治療が制限されている日本に対し、医療技術が充実しているアメリカでは、高い確率で希望通りの性別の赤ちゃんを授かれる環境が整っています。

「どうしても女の子(男の子)が欲しい…!」という想いから、アメリカへの渡航を検討している人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、アメリカで行われている代表的な産み分け方法を詳しく解説するとともに、費用や期間の目安について紹介していきます。

それぞれの特徴と利点を明らかにしつつ、実際の進め方や注意点などについても触れていきますので、産み分けを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

アメリカで産み分けは行われている?代表的な3つの方法を紹介!

最先端の医療技術を誇るアメリカでは、出産の前に性別を選択できる手段が複数用意されています。
倫理的な価値観を重視しがちな日本人に対して、産み分けを希望しているアメリカ人カップルの多くが念願の赤ちゃんを授かっているようです。

以下では、アメリカで実施されている産み分け方法のうち代表的なものを3つご紹介します。

  1. 食事法
  2. 着床前遺伝子診断
  3. 着床前スクリーニング

中には聞き馴染みのないものもありますが、それぞれの特徴やメリットをチェックしてみましょう。

食事法

アメリカでの産み分け方法のうち、もっとも手軽に実践できるのが食事法による産み分けです。特別な医療技術を必要としないため、低リスク・低コストで日常的に続けやすいという利点があります。

具体的には、女の子が欲しい女性はカルシウムやマグネシウムを多く含む食品を、男の子が欲しい女性はナトリウムやカリウムを多く含む食品を摂取することで、妊娠しやすい身体づくりを目指します。

女の子が欲しい場合男の子が欲しい場合

カルシウム・マグネシウムを多く含む食べ物
(例)
ブロッコリー、葉野菜
ナッツ類
穀類:米、麦、オートミールなど
肉類:鶏、牛、羊など
魚類:サーモン、鯖など

果物類:イチジク、オレンジ、ベリー

ナトリウム・カリウムを多く含む食べ物
(例)
野菜:ジャガイモ、ニンジン、カボチャなど
きのこ類:マッシュルーム、エリンギなど
大豆類:豆腐、ミックスビーンズ、大豆ミートなど
加工肉:ベーコン、ソーセージなど
バナナ
ミルク

食事の内容こそ違いますが、理論としては日本国内で行われているものと大差ありません。

食事法については科学的根拠が確立されているわけではありませんが、日本に居ながら実践できるアメリカの産み分け方法として、ぜひ試してみてください。

着床前遺伝子診断

着床前遺伝子診断(PGD)は、体外受精を行った後に受精卵の遺伝子を検査する方法です。受精卵が健康であるかどうか、希望する性別であるかを事前に確認でき、現地での産み分け成功率は90%以上と言われています。

日本でPGDを受けるとなると厳しい条件をクリアする必要がありますが、アメリカでは遺伝性疾患のリスクを低減する目的でも広く利用されています。

「赤ちゃんを授かりたい」「二人目は女の子(男の子)がいい」といったカップルたちの願いに応えてくれる、信頼性の高い選択肢です。

ただし、着床前遺伝子診断(PGD)を受けるには体外受精が前提となるため、費用や身体的な負担が伴うことは覚悟しておく必要があります。

着床前スクリーニング

着床前スクリーニング(PGS)は受精卵の染色体異常を検査するとともに、性染色体を調べて生まれてくる性別を知るという検査方法です。

メカニズムとしては着床前遺伝子診断(PGD)と似ていますが、着床前スクリーニング(PGS)では染色体異常のない健康な受精卵を選び出すことで、流産のリスクを低減できます。

流産や不着床に悩む人に向けた検査方法ですので、「産み分けもしたいけどそもそも妊娠できるかどうか…」と不安を感じている人は、一度検討してみても良いのではないでしょうか。

アメリカで産み分けをする際の費用や期間の目安

費用期間
PGDやPGSの費用:約200〜300万円
その他関連費:約150〜250万円
渡航費、滞在費:約20〜50万円
【総額】:約600〜700万円
1週間〜2カ月

アメリカで産み分けを行う場合、費用や期間については相当な準備が必要になります。

まず、着床前診断(PGD)や着床前スクリーニング(PGS)を受けるためには体外受精をする必要があるため、診察料や処置費用、検査費用などが発生します。

PGDやPGSの費用は平均して約200〜300万円程度で、これに人工授精やその他の関連費用が加わると約450〜500万円になることが一般的です。

また、アメリカに渡航して受診する場合、渡航費や宿泊費も考慮しなければなりません。滞在期間については最低でも1週間以上、長ければ2カ月近くに及ぶケースもあります。

現地に知り合いや親戚がいれば費用をカットできることもありますが、渡航しての産み分けにはかなりの準備が必要になることは覚悟しておきましょう。

日本国内で着床前診断はできる?

冒頭でもお伝えしたように、日本では倫理的な観点から「命の選別」にあたる産み分け治療が制限されています。自己責任となりますのであまりおすすめしません。

特に、産み分けを目的とした着床前診断は日本産科婦人科学会が認めておらず、重篤な遺伝病や流産などの特別な事情がないかぎり受診できません。

特例に該当しない人が日本国内で着床前診断を受けるためには、専門のエージェントの利用が必須です

エージェントは、仲介業者を通じて国内でつくった受精卵を海外の研究機関へ送り、渡航することなく着床前診断を受けられるよう手続きを代行してくれます。

自費診療となるため1回の診断で100万円近くかかるケースもありますが、受診にあたっての注意事項や料金体系などは何度でも確認できますよ。

以下では、産み分けのために着床前診断をしたい方におすすめのエージェントを簡単にご紹介します。

b&c

運営会社株式会社B&C Healthcare
費用の目安1周期あたり50〜60万円
公式サイトhttps://bnc-h.com/

国内で初めて着床前診断を取り入れた企業として知られる株式会社B&C Healthcareは、出産まで一貫して質の高いサービスを受けられるエージェントです。国内外の医療機関との連携を徹底し、充実した保証制度やサポート制度を用意しています。

公式サイトでは契約者数や平均年齢、男女比率などの実績を定期的に更新・公開していて、2024年現在では妊娠率75%の高い実績を誇っています。

また、実際に公開されている口コミでは「対応が親切丁寧で本当に助かった」「無事に希望通りの性別の赤ちゃんを授かれた」といった声が多数見受けられました。

産み分けOGMS

運営会社O.G.M.S
費用の目安要問い合わせ
公式サイトhttps://www.ogms.info/

O.G.M.Sは、不妊に悩む人に向けて充実したサポートプログラムを提供しているエージェントです。

着床前診断の他にも、着床前スクリーニングや精子・卵子提供、代理出産、DNA鑑定など、さまざまなプログラムを展開しています。

「高精度な男女産み分け」のプログラムではPGT-Aを駆使し、ほぼ100%の確率で産み分けを実現してくれるとのこと。国内外の医療機関と密に連携をとり、精度の高いサポートを受けたい方におすすめです。

国内で手軽に産み分けをするなら「産み分けゼリー」がオススメ!

着床前診断をはじめ、さまざまな体制が整っているアメリカに渡航すれば、希望通りの出産ができるかもしれません。

しかし、慣れない土地で高度な検査を受けることへの精神的・体力的な負担は計り知れず、高額な費用も伴うため、限られた人にしかできない手段であるのが実情です。

出費を抑え、安心できる環境で産み分けをしたいなら、やはり日本国内で妊活に取り組むのがベターでしょう。

中でも、身体になるべく負担をかけない自然妊娠での産み分けをしたいなら「産み分けゼリー」を使ってみるのがおすすめです。

産み分けゼリーとは、性行為の前に女性の膣内に注入する潤滑剤のことで、希望する性別の精子が優位になるよう膣内のpH値を調整してくれます。

女の子を希望する場合は酸性、男の子を希望する場合はアルカリ性のゼリーを注入するだけで、それぞれの性別の精子を受精できるようサポートしてくれるのです。

身体に負担をかけるような成分は含まれておらず、排卵周期や食事内容も気にせず使用できるので、産み分け指導の一環として産み分けゼリーを取り入れている産婦人科も少なくありません。

しかも費用は1回約2,000円、1箱9,000円前後ですので、エージェント経由での着床前診断と比べれば雲泥の差です。

ネット通販等から誰でも購入できるので、まずはお試し感覚で始めてみてはいかがでしょうか。

産み分けゼリーについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧になってください。

人気No,1決定!産婦人科でも処方する「産み分けゼリー」各社の効果、安全性、金額を徹底比較 〘PR〙

アメリカの産み分けについて|まとめ

以上、本記事ではアメリカで実施されている産み分け治療の特徴と実態について解説しました。

先進国アメリカでは、最新の医療技術を駆使したさまざまな産み分けの手段が用意されています。
着床前遺伝子診断(PGD)や着床前スクリーニング(PGS)を利用することで、希望する性別の赤ちゃんを授かることができるとともに、流産のリスクも低減されています。

しかし、いずれの治療も自費診療となるため高額な費用が発生し、出産に要する時間も考えると受診のために渡航するのは現実的ではありません。

産み分けをするためには費用や時間、身体的・精神的負担を十分に把握しておき、パートナー同士で事前にしっかりと話し合いましょう。

ちなみに、日本にいながら着床前診断を行う方法やコスト、負担やリスクなどは渡航不要!産み分け先進国の産み分け法を日本で実践できる!?でも詳しくお話していますので、あわせて参考にしてください。

徹底比較!今話題の産み分けゼリー