一人目二人目を出産すると、
「次は女の子(男の子)が良いなぁ」
と思っていらっしゃる方も多いはずです。
他のおうちのお子さんを見ると、
もちろん、どちらの性別で産まれてきても、赤ちゃんはたまらなくかわいいですし嬉しいものですが、もしご自分の生活習慣で性別が選べられるとしたらどうでしょうか。
産み分けの方法
赤ちゃんの性別はどうやって決まる?
産み分けにチャレンジするには、まず赤ちゃんの性別がどのようにして決まるのかを知らなければなりません。
赤ちゃんの性別が決まる瞬間は、卵子と精子が受精する瞬間です。このとき、受精する精子が持っている染色体の性の情報が女の子なのか男の子なのかということによって性別が決まるのです。
X精子が受精をした場合、生まれてくる赤ちゃんは女の子になります。反対にY精子が受精した場合は男の子が産まれてくることになります。
精子の特徴
X精子とY精子の特徴を次にまとめます。
Y精子:アルカリ性に強い、寿命は24時間
X精子:酸性に強い、寿命は2-3日
自然妊娠で産み分けをするためには特にこういった特徴を活かすようにしてあげなければなりません。
ちなみに、精子の数や様子はお父さんの日常生活によって左右されるということが科学的に分かっています。
長期間射精をしていない時には、精巣の中で老化してしまった精子がいることになり、精巣ではどんどんY精子を作っていくことになります。そうなりますと、Y精子とX精子の比率はおよそ2倍に。反対に頻繁に射精をしている場合でしたら、比率は同程度になります。
また、それぞれの精子が活発になる状況も異なってきます。電磁波や宇宙線、X線等を浴びるとY精子の運動量が低下し、反対にX精子は元気に活動するようになります。
Y精子は他にもカフェインを接種することで短時間(約1時間程度)ではありますが活発化することが分かっています。
卵子と子宮内の性質
精子の特徴に酸性やアルカリ性という酸性濃度への耐性についてが出てきましたが、これは一体何に役立つのでしょうか。
「排卵日が近くなるとドロッとしたおりものが増える」
という経験をしている方もいらっしゃると思いますが、この粘液のおかげで膣内はアルカリ性に傾き、妊娠が出来るようになるのです。
ですから、産み分けをするためには排卵日を正確に割り出すことが重要になります。排卵は月経の終わりから始まるまでのちょうど中間あたりに起こります。
排卵がある前とあった後(2,3日後)では、基礎体温が0.3度から0.5度上昇することが知られていますので、長期間記録をすることで簡単に周期を確認することが出来ます。
また、通常時でもオーガニズムを感じるとこの粘液は分泌されます。ですから、膣内の酸性濃度が下がってアルカリ性になり、妊娠しやすくなります。
膣の状態がめまぐるしく変わっていくのはご理解いただけたでしょうか。
つまり、どの性質に強い精子をどの日にどういったセックスで行うのか、ということで産まれてくる赤ちゃんの性別は決まってくるのです。
産み分け方法
赤ちゃんができる時の精子や膣の状態について詳しく知ったところで、産み分けの方法について調べてみましょう。
次にそれぞれの精子の寿命や性質の違いから、男の子が欲しい時と女の子が欲しい時にわけてまとめます。
男の子が欲しい時
・お父さんはセックスの前にカフェイン(コーヒーや栄養ドリンクなど)を摂取する。
・お父さんはなるべく電磁波や宇宙線、X線を浴びないように心がける。
・排卵日当日に濃厚なセックスをする。
・深めに射精する。
女の子が欲しい時
・お父さんはセックスの前にカフェインを摂取しないようにする。
・お父さんはTVやPCなどで電磁波を多めに浴びるようにする。
・排卵日の2-3日前に淡白なセックスをし、排卵日当日を避けるようにする。
・浅めに射精する。
産み分けの確率は?
医学的に見て産み分けはどの程度できるもの?
膣内を酸性に保てたら女の子、アルカリ性になったら男の子になるということがわかりましたが、産み分けの方法はどれくらいの確実性があるのでしょうか。
日本では、産み分けは7~8割方可能だという数字が出ています。
ちなみに日本では許されていませんがアメリカでは着床する精子を男の子と女の子に分けて着床させる手法(着床前診断)があり、これにより産み分けは100%に近い結果が出ています。
産まれてくる前に性別を分ける産み分けについては批判的な意見もありますが、世界的に見ても産み分けは割とメジャーになっているようです。
二人目と三人目の産み分けの成功率
実際に産み分けを希望される方の多くは二人目や三人目の場合が多いです。
下図は何人目で産み分けをしようと思ったのかというアンケートの結果から作図したものです。
産み分けの成功する確率は先程言いましたとおり国内では7割から8割程度と言われています。
それでは、産み分けの成功する確率は二人目と三人目のどちらが高くなるのでしょうか。
実は、産み分けの成功確率としては何人目でも変わらないと言われています。
ですが、産まれてくる赤ちゃんの性別が一人目二人目と偏っていると、三人目を考えたときに精子の種類が偏っているのかもしれないと不安になることもあるでしょう。
そんなときは、お父さんの日常生活の習慣や性生活について見直してみると良いでしょう。
排卵日の予定がずれていたりすると意図した性別の赤ちゃんが出来ないこともあります。
産み分けには性生活も重要ですが、お父さんの日常生活も振り返ってみましょう。
SEやパイロット、放射線技師のような電磁波やX線、宇宙線を日常的に浴びるお仕事にお父さんが従事している場合は女の子が生まれやすくなりますし、コーヒーが大好きなお父さんですと男の子が生まれやすくなります。
こういった改善点が加えられる分、もしかしたら一人目より二人目、二人目より三人目の方が産み分けの成功率は高いのかもしれません。
「うちにも女の子(男の子)が欲しい」
という方は、ちゃんと研究して改名されている精子の性質や生理周期の知識を活用するように心がけましょう。