「男の子もしくは女の子を授かりたい……」というときに産み分けは有効な手段です。
ただし、産み分けは100%成功するものではありません。そこで産み分けにはさまざまな計算方法が用いられます。
産み分けの計算方法には、さまざまな種類があります。
この記事では、産み分け計算方法の種類と的中率を紹介します。
赤ちゃんの産み分け計算法は主に5種類
まずは産み分けのための計算方法を確認してみましょう。計算をして産み分けをする場合には、以下5つの方法があります。
- オギノ式計算方法(周期法)
- 星座宮を使った計算方法
- バイオリズムを使った産み分け方法
- 中国式産み分けカレンダー
- ブラジル式産み分けカレンダー
それぞれ、どのように計算するのかについて見ていくことにしましょう。
オギノ式計算方法(周期法)
オギノ式計算方法(周期法)は、月経周期を発見した荻野久作の計算方法を利用した産み分け方法です。
排卵日に性行為をすることで男の子が、排卵日の2日前なら女の子がそれぞれ産まれやすくなります。
星座宮を使った計算方法
星座宮を使った計算方法は、『○○座』という星座で男の子が産まれるか女の子が産まれるかを占う方法です。
星座宮を使った計算方法は、男性と女性の数え年を足したものを3で割って、余りが0だったり2だったときには女の子、1だったときには男の子になるという計算方法です。
計算式で表すと、以下のようになります。
ここで注意したいのは、数え年を使うということです。数え年とは、産まれた年を1歳として、お正月を迎える度に1歳年をとるという数え方のこと。誕生日での計算をしないようにしてください。
バイオリズムを使った産み分け方法
バイオリズムを使った産み分け方法は、臨床心理学や医学から導き出された『人が産まれながらに持っている周期』を利用した方法になります。具体的には、女性の「身体」「感情」「知性」の3つの関数の周期を描き、その波の状態から産み分けに適したコンディションを判断することになります。 計算式をお教えすると、以下のようになります。
この計算により、下記のような図が書けます。
(1987年4月1日生まれの方の場合の2017年3月21日~4月11日までのバイオグラフ)この図をバイオグラフと言います。このバイオグラフを見て、『身体>感情』の時には男の子が、『身体<感情』の時には女の子が産まれやすくなる、というのがバイオリズムの式を使った産み分け方法になります。
中国式産み分けカレンダー
中国式産み分けカレンダーは、計算式というよりもカレンダー状の表にある縦軸と横軸を掛け合わせて、どちらの性別が産まれやすいかを測る方法になります。
縦軸は、前述した「数え年」(ママ)、横軸は「受精月」をもとに算出します。算出するにあたって、旧暦に直すのを忘れないようにしてください。
下図(中国式産み分けカレンダー)では、数え年が縦軸、受胎月が横軸になり、それぞれ合わさるところがピンクなら女の子、ブルーなら男の子が産まれやすい月だと表しています。
産み分けカレンダーは、近い系統ほど当たりやすいとされており、中国式なら主にアジア人が該当しています。
ブラジル式産み分けカレンダー
ブラジル式産み分けカレンダーは、ブラジルで発見されたと言われている性別の産み分けに利用される表のことです。カレンダーの縦軸にママの数え年、横軸は受胎月を示しており、それぞれが交差した性別で判断できます。
中国式産み分けカレンダーと類似していますが、ブラジル式産み分けカレンダーの場合は、ブラジルに近い系統の人たちに当たりやすいとされています。
産み分け計算法ごとの的中率は?
赤ちゃんの産み分け計算法には、5種類挙げられます。
では、どの計算方法が最も的中しやすいのでしょうか。最も気になるのは、それぞれの的中率でしょう。
以降で、各計算法ごとの的中率を、インターネットで収集した情報をもとに日本国内での的中率をまとめてみました。的中率は、あくまでも参考程度に留めておいてください。
オギノ式計算方法(周期法)の的中率:70~80%程度
オギノ式計算方法(周期法)の的中率は、70~80%程度と非常に高い確率となっています。
女性や男性の特性や性行為のタイミングなどを踏まえて求められるため、しっかりと取り組めれば産み分けの成功確率を高められるでしょう。
星座宮を使った計算方法の的中率:50~60%程度
星座宮を使った計算方法の的中率は、50~60%程度とされています。
排卵予定日の星座によって性別を求められるものですが、一日でも排卵日がズレると結果が変わってしまいます。
よって、排卵日を正確に把握できていなければ、的中させることは難しいでしょう。
バイオリズム使った産み分け方法の的中率:75%程度
バイオリズム使った産み分け方法の的中率は、75%程度とされています。
この計算方法は、医学的根拠に基づいておりメカニズムも医学的に公表されています。
とはいえ、決定的なデータはなく、必ずしもこの的中率通りに上手くいくとは限らない点は注意してください。
中国式産み分けカレンダーの的中率:85〜99%程度
中国式産み分けカレンダーの的中率は、85〜99%程度とされています。
具体的には、以下のような的中率になるとされていました。
- 中国:99%
- その他アジア人:90%
- アメリカ人:85%
非常に高い確率となっていますが、医学的根拠は何もありません。当たらない可能性も大いにある点を把握しておきましょう。
ブラジル式産み分けカレンダーの的中率:85%前後
ブラジル式産み分けカレンダーの的中率は、85%前後とされています。
中国式産み分けカレンダー同様に、高い確率となっています。
しかし、この確率にも医学的根拠は一切ありません。
また、ブラジル式の場合は、本人や祖先にアメリカ人系の方がいると当たりやすいとされています。
産み分け計算法ごとの的中率の根拠は?
では、産み分け計算法ごとの的中率の根拠についてみていきましょう。
オギノ式計算方法(周期法)の的中率の根拠
オギノ式計算方法(周期法)の排卵日当日に男の子が、排卵日2日前に女の子が産まれやすいという理由には精子の特徴が大きく関係しています。
精子の寿命は男の子になるもので1日程度、女の子になるもので2~3日程度になります。また、排卵日以外には女性の膣の状態が弱酸性に、排卵日当日には弱アルカリ性にまで変化するということが分かっています。
それに精子の寿命も加味することで『2日前』というタイミングになるのです。 この方法は、もっとも科学的な根拠に基づいている方法で、病院でも利用されています。それでも100%にならないのは、精子が精液によって守られていたり排卵日が予測とずれてしまったりすることが原因だと言われています。
星座宮を使った計算方法の的中率の根拠
星座宮を使った計算方法は、実はTVで紹介されてから多くの人が知ることになった計算方法です。そのTVの放送ではかなり正確に予測ができるという内容だったようで、インターネット上でも話題となっていました。
しかし、蓋を開けてみると、的中率は半々といったところです。アンケートをしたサイトによると50~60%程度がせいぜいなところでした。
バイオリズムを使った産み分け方法の的中率の根拠
バイオリズムを使った産み分け方法も、ある程度科学的根拠に基づいた方法になります。バイオリズムについても、利用する産み分けのメカニズムについても医学的に公表されている方法だからです。
なぜ『身体>感情』の時にセックスをすると男の子が産まれ、『身体<感情』の時にセックスをすると女の子が産まれるのかということについては、膣分泌液の分泌量が関係していると言われています。
膣分泌液は弱アルカリ性ですので、膣が弱酸性の状態でも多く分泌されることで弱アルカリ性に傾いていくことになります。
バイオリズム法を紹介しているサイトでは、70%~80%の確率で産み分けができるとされていましたが、実際にはもう少し低くなるのではないかと予想されます。
中国・ブラジル式産み分けカレンダーの的中率の根拠
中国・ブラジル式産み分けカレンダーは、社会学的には根拠がありますが、医学的には根拠がない産み分け方法です。というのも、このカレンダーを作る時には、『どの月にどの性別の子供が産まれた』という統計を基に作られたものだからです。
しかし、この統計も古く、13世紀の中国でとられたものを利用していることになります。 的中率に関しては様々な意見があり、サイトによってまちまちで、99%当たるというものもあれば70%当たるというものもあります。
しかし、日本人3万人程度のアンケートを実施したサイトでは67%程度の的中率だったということもあり、こちらの数字をお知らせすることにしました。
もっとも的中率が高い産み分け計算法はオギノ式計算方法(周期法)
赤ちゃんの産み分け計算式には、大きく5つの方法があります。
しかし、この方法には問題点もあります。先ほどお話したように、排卵日の予測が正確でなければ産み分けの失敗につながってしまうということです。
こうした失敗を防ぐためには『産み分けゼリー』というサポートアイテムが有効です。
産み分けゼリーを使用すると、膣内を男の子(アルカリ性)、女の子(酸性)それぞれの精子に適した酸性濃度にすることができます。目的の性別の精子以外は、子宮に辿り着きにくくなるでしょう。
産み分けゼリーも科学的な根拠に基づく産み分け方法ですので、オギノ式計算方法(周期法)とあわせて活用してみてください。