産み分け方法にはどんなものがある？
まずは、産み分け方法にはどのようなものがあるのでしょうか。下記に科学的なメカニズムに基づいた自然妊娠の場合の産み分けについてあげてみました。 ・タイミング法・酸アルカリ法
・バイオリズム法 これらの産み分けについてとメリット、デメリットを簡単に見ていくことにしましょう。
タイミング法
タイミング法って？
タイミング法に限らず、自然妊娠での産み分け方法では精子のある特性を利用することが重要になります。
それは”X精子(女の子になる精子)は酸性に強く、Y精子(男の子になる精子)はアルカリ性に強い”ということ。女性の膣内は通常は弱酸性の状態ですが、排卵があったり性的な刺激を受けたりするとアルカリ性の膣分泌液が大量に分泌されて弱アルカリ性へと変化していきます。 タイミング法はこれに加えて精子の寿命を上手く利用することを考えた産み分け方法になります。
精子の寿命は、X精子で2～3日、Y精子で1日程度ということが分かっていますので、排卵の直後にどちらか一方の精子だけが子宮内に侵入して受精をすることで、目的の性別の赤ちゃんを授かることができます。
タイミング法のやり方
タイミング法を行うには、まず排卵がいつあるのかを把握しなければなりません。
排卵の予測には、生理周期を利用して基礎体温や排卵検査薬で尿検査をして黄体ホルモンの濃度から月経の周期を割出すということが必要になります。
また、病院に行き超音波検査や血液検査から排卵を予測するという方法もあります。
そうして排卵周期が把握できますと、次はセックスをする日を決めていきます。女の子を産みたい場合には、排卵前の膣内がまだ弱酸性の状態のときにセックスをしておき、X精子だけが子宮内で卵子を待ち構えている状態を作ることが重要になります。そのためには、排卵予定日から2日前くらいを選ぶようにするとよいでしょう。
メリット
タイミング法のメリットは『コストがあまりかからない』
デメリット
タイミング法は、排卵予測がずれてしまうことが、産み分け失敗の最も大きな要因
タイミング法を行う場合には排卵検査薬か病院で検査をした方が成功率は上がります。 しかし、検査薬はこまめにチェックする必要がありますし、病院に行くのにも時間がかかりますので手間がかかるというのは間違いないですね。
酸アルカリ法
酸アルカリ法って？
酸アルカリ法は、膣内の環境をそれぞれの性別になる精子に適した状態にする方法のことです。膣の酸性濃度を左右する膣分泌液は、排卵日に卵子を包み込むためだったり性的な刺激を受けたりすることで分泌されますので、この膣分泌液に注意するようにするのが酸アルカリ法
になります。
酸アルカリ法のやり方
酸アルカリ法は、排卵日に気をつける点はタイミング法と同じです。排卵日になりますと膣内は弱アルカリ性になりますので女の子が産みたいときには排卵日よりも前にセックスをしなければなりません。 そのほかにも、酸アルカリ法ではセックスのときの濃淡に気をつける必要があります。女の子を産みたい場合には酸性の濃度にすることが求められますので、あっさりとしたセックスをするようにしましょう。
また、浅めに射精をすることで子宮～膣までの距離が伸びることになりますので一定の効果があるとされています。
メリット
酸アルカリ法のメリットは、タイミング法で産み分けを行うよりも精子の選別をより科学的に行うことができる
デメリット
酸アルカリ法のデメリットは、タイミング法でかかるコストや労力に加えてセックスのときにも常に膣の状態に気を配っていなければならない
膣分泌液がどれくらいの興奮でどれくらい分泌されるのかということも、人や体調によって変わってきますので上手くできているのかと不安を覚えるという方も多いです。
バイオリズム法
バイオリズム法って？
バイオリズム法は、人間がもともと持っている『身体』『感情』『知性』という3つのリズムによって決まるバイオリズムを利用して産み分けをしようという方法です。 この方法では身体と感情の2つの曲線の位置によって判断をしていくことになります。身体が感情よりも大きい場合にはセックスのときに膣分泌液が活発に分泌されるため、膣内環境がアルカリ性に傾きやすくなり、反対に小さい場合には、膣内が酸性のままの状態をキープしやすくなります。
バイオリズム法のやり方
バイオリズム法では女性のバイオグラフを入手することからはじめましょう。これはサイトなどで誕生日を入力すると簡単に計算をしてくれ、手に入れることができます。感情のラインより身体が大きい状態の日では男の子、身体のラインより感情が大きい状態の日では女の子がそれぞれ産まれやすくなります。バイオグラフの一例を下図にあげさせていただきます。
女の子を産みたいときにセックスをするべき日をピンクで色付けしたものです。
(1987年4月1日生まれの方の場合の2017年3月21日～4月11日までのバイオグラフ)
メリット
バイオリズム産み分け法のメリットはコストがかからず、手間もほとんどかからない
デメリット
バイオリズム法が根拠にしているのは心理学的な要素で、確実に膣内の環境が酸性・アルカリ性になるとは言い難い
まとめ
ここでは、自然妊娠での産み分け方法とそのメリットデメリットについてお話しました。多くの方の場合、産み分けをしたいと考えたときに最も気になるのは『どの産み分け方法が最も成功率が高いのか』
『でも、酸アルカリ法にかかる手間を考えるとちょっと…。』
『あっさりセックスにできるか不安…。』
