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中国式産み分けカレンダー

赤ちゃんが欲しいと思っているお父さんやお母さんの中には、

「男の子(女の子)がいいなぁ」
と思っている方もいらっしゃるはずです。

 

そういった、産まれてくる子供の性別を希望とおりに産み分けることを産み分けと言います。
この産み分けは、現在では主に科学的な方法に基づいて行われていますが、科学が発達する前はどうだったのでしょうか。

科学が発達する前の産み分け問題

 

実は、産み分けの問題に関しては、医療が発達している現代よりも昔の方がずっとシビアでした。

 

今では、

「一緒にキャッチボールしたいから」
「可愛い服をきせてあげたいから」
というような理由で産み分けをしたいと考えることも多いですが、昔の社会では産み分けはもっと重要な問題であったようです。

 

出産は母子共に命の危険も伴いますし、男の子を跡継ぎにする社会では生まれてくる赤ちゃんの性別によって家の存亡が決まってきます。日本などは正にそうですよね。

そういった社会の中で、統計に基づいて産み分けをしようという動きを見せた国があります。それが中国です。
13世紀頃の中国の王様の墓からは、現代にも通用する産み分けの手法が見つかっています。それが中国式産み分けカレンダーと呼ばれるものです。

中国式産み分けカレンダーって何?

 

中国式産み分けカレンダーは、現代においてもかなりの的中率を誇る統計を基にした占いのようなものです。 これは受胎月とお母さんの数え年で結果が決まってきます。

受胎月って?

 

受胎月は精子が卵子に着床した日の月を指します。正確に言いますと、受精をしてから受胎をするまでに2,3日かかることもあれば1週間程度かかることもあります。ですが、ここは大体ということで受精をした日、つまり性交渉をした日の月と考えて良いようです。

 

ここで一点注意したいのは、受胎月を旧暦で調べるということです。と言いますのも、中国式産み分けカレンダーで使われている暦は旧暦だからです。旧暦は太陰歴を利用していて、現在の太陽暦と比べると、1年の長さが11日間短くなってしまいます。旧暦につきましては、インターネットの検索を使用すると便利です。

 

お母さんの数え年はいくつ?

 

お母さんの年は普段使っている満年齢ではなく、数えの年を使います。数え年とは、生まれた年を1歳として、お正月で1歳ずつ年をとっていくという年齢の数え方です。

 

ですので、年が変わって誕生日を迎えた方は満年齢の年に2を加えた数字が、誕生日を迎えていない方は満年齢に1を加えた数字がそれぞれの数え年になります。

 

例として、1988年の4月1日生まれの方と10月1日生まれの方が2016年の9月1日にいくつになるかを計算してみます。

 

1988年の4月1日生まれの方の場合

 

この場合でしたらすでに新年になってから誕生日がきていますので、 ( 現在の年 ) - ( 生まれた年 ) + 2 = ( 数え年 ) という式になります。

 

これに数字を当てはめますと、 2016 – 1988 + 2 = 30 となり、数え年で30歳だということが分かります。

 

1988年の10月1日生まれの方の場合

 

この場合は新年になってからまだ誕生日がきていませんので、 ( 現在の年 ) - ( 生まれた年 ) + 1 = ( 数え年 ) という式になります。

 

これに数字を当てはめますと、

 

2016 – 1988 + 1 = 29 となり、数え年で29歳だということになります。

 

中国式産み分けカレンダーの見方

それでは、中国式産み分けカレンダーを実際に見てみましょう。

 

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中国式産み分けカレンダーは縦軸にお母さんの数え年、横軸に受胎月をとっています。この図では、ピンクのマスでしたら女の子に、ブルーのマスでしたら男の子になります。

 

例えば、1988年の10月1日生まれの方が2016年の9月1日に受胎したとしますと、数え年は29歳、横軸の受胎月は旧暦で8月になります。ですので、縦軸の29と横軸の8月の欄が交差するポイントを見れば結果が出てきます。

 

この例で言いますと、ブルーのマスに当たりますので、生まれてくる子供は男の子になります。

中国式産み分けカレンダーってどれくらい当たるの?

 

気になるのは中国式カレンダーの的中率です。実際はどれくらいの確率で当たるのでしょうか。

この的中率は人種によって変わってくるそうです。
何でも、中国人により近い人種の方が中国式産み分けカレンダーは当たるのだとか。 あるサイトでは中国人は99%が当たり、日本を含むアジア人は90%程度が当たると書かれていました。

 

実際のところはどうなのかと言いますと、もう少し的中率は下がるようです。

 

中国式産み分けカレンダーがどれだけ当たっているのかの統計をとったサイトを参考にしますと、29813人中20102人が当たったと言い、その的中率は67.4%となっています。

 

かなり昔の統計を基に作られたカレンダーですが、現代でもこれほどまで当たるとは驚きと共に不思議な感覚がありますね。

しかし中国式産み分けカレンダーは統計を利用した占いですから、残念ながら確実に産み分けが出来るという方法ではありません。
あくまで参考にしたりげんを担いだりといった風に利用してみると良いでしょう。

産み分け成功率を上げるには?

 

中国式産み分けカレンダーと同様、通院せずにできる産み分け法に産み分けゼリーがあります。

 

産み分けゼリーには男の子用と女の子用の2種類があり、それぞれ女の子用は酸性、男の子用はアルカリ性のドロッとした液体が細長い容器に入っています。
それを性交渉の前に膣に注入するだけなので、もちろん中国式産み分けカレンダーと併用することも可能です。

 

確率に関しましては、私の周辺の産み分けゼリー経験者のお母さん方6名に聞いてみたところ、私を含む5名は当たっていました。

 

男の子が産まれてきても女の子が産まれてきても、赤ちゃんは可愛いに違いありません。ですが、出来るなら望んだ性別の赤ちゃんが産まれてきてほしいという気持ちはどの親にも少なからずあるものです。

 

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